済州島200km遠足の想い出


2005年06月01日[ 大会参加・感想記]

 2005年韓国・済州島200kmウルトラマラソン兼ハラ山国立公園146kmトレイルラン大会は、本年3月11日(土)から12日(日)にかけて、韓国のハワイと言われる、済州島で行なわれた。残念ながら、146kmのトレイルラン(ハラ山、標高1950m、経由)は、3月としては観測史上最悪の天候のために直前になって中止になりました。
 
 

 トレイルランにエントリ−していた私は、とにかく200kmの島一周のコースに急遽参加することにしました。本大会は、最終的には、日本からは約30名、韓国からは約150名が参加し、朝の5時に済州市から強風と暗がりの中スタートいたしました。
 
 前日に、ウルトラの経験豊かな先輩から、韓国の選手は先行逃げ切りのタイプのヒトが多いから、絶対彼等にはついていかないよう言われていたのですが、私も実は先行型なので早めに目いっぱい走ってしまい、案の定、途中でガス欠になりました。結局、これが災いして、私は、110 km地点付近(スタート22時間後)でリタイアすることになりました。

 リタイアしたことは残念でしたが、今回もウルトラを存分に楽しめたような気がします。ちなみに、今、私の心に浮かんでくる楽しい想い出としては、約10kmごとのエイドで、素敵な食べもの(チョコもち(?)、バナナ、きゅうりやラーメンなど)に出会えたことでした。
 特に、島始まって以来(?)の寒波の中で手がかじかみ、現地のサポーターの方にわざわざ割り箸を割ってもらい、やっとありついたラーメンはこの上なくおいしいものでした(カムサハムニダ!)。また、韓国のランナーへの、突撃会話(?)も面白かったです。
 中でも、40歳代のランナーCさん(ソウル在住、コンサルタント、80km地点でリタイア)には、75km地点の菜の花畑で写真をとってもらい、ついでに早めの夕食(韓国料理)をごいっしょしました。
 
 今回の大会では、40才以上の方は日本語、40才以下のは英語を少ししゃべれる方がおり助かりました。80km地点を過ぎて一人旅となり、済州島の暮れ行く海岸線の景色を楽しんで、ソギポ市の中継地点(約100km地点)に到着したのは実に夜中の11時ごろでした(気が付けば、ラストランナーでした)。疲れきって凍えていた体には、暖かい車の中でのしばしの休憩が何よりありがたかったです。
 今回は、実は、私にとって、3回目の済州島遠足であったのですが、なぜか一番楽しく感じました。ひょっとして、それは、早めにリタイアして、翌日、同じくリタイアした同室のAさんと、選手の応援がてら、島の残りのコースの観光ができたからかも知れません。
 日の出岬付近(約150km地点)の料理店で、マッコリ(地酒)を酌み交わしながら食べたチジミとアワビ料理は最高でした。また、ゴール地点での応援では、制限時間数分遅れでも、めげずに堂々とゴールされたOさんの姿に感動いたしました。彼女は、ホテル近くの料理店でも「オイシッソヨ!!(おいしいです?)」なる和製ハングルを連発した大変明るい個性派ランナーでした。
 
 以上、ヒトと自然のおりなす済州島遠足について、私なりに印象に残った点を中心にして報告させていただきました。海宝さんはじめ悪天候にもかかわらず大会を支えてくれた方々に深謝致します(カムサハムニダ!!)。
 安倍正史(宮城県仙台市)2005年5月記


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