〜関東シルクロード20回目を走る!〜
2006年10月29日(日)、20回目の「関東シルクロード」を走りました。
1996年10月26日(土)、「関東シルクロード」は始まりました。ちょうど10年前のことになります。コースは、八王子駅から町田駅までの約20キロ(たぶん)で参加者は14名でした。
その後、毎年桜の春と紅葉の秋と回数を重ね、気が付けば10年、20回となりました。
でも、それなら21回のはずでは…?
実は、2003年の秋は、町田のこどもの出産予定日(出産後のこともあり)が「関東シルクロード」の開催日と重なっていたのでパスしたのです。
それにしても、この移動する“シルクロード”に何人のランナーが一緒に足跡を残したことでしょう。川の流れの水のように参加者は、少しずつ変わっていきます。変わらないのは、海宝道義さんと町田行弘のふたりですが、そんな私たちも仕事が変わったり、住む場所を移動したり、いろいろありました。
それでも「関東シルクロード」がなくならないのは、“せっかくの人生”を“遊び”中でも“遠足(自分の足で遠くまで)”“寄り道”して“飲み食い”しながら“旅”することが大好きで、いつも憧れているから。そうしていると、いろいろなものが見えてきて、様々な出会いがあるような気がします。
今回は、拝島駅から鎌北湖まで走りました。
9時30分の集合時間に合わせて、拝島駅北口には、次々と参加者が集まってきました。 前々日、前日と駆け込みの申込があり、参加者は21名。 そして、さらに、突然現れた方が1名。ということで、20名定員のところ22名の参加と、久しぶりの大人数となりました。 ほとんどの方は、この関東シルクロードに何回か参加されているなかば常連さんですが、初めての方が8名いました。
全員揃ったところで、呼びかけ人の町田行弘と海宝道義さんが「関東シルクロード」とは、どのようなものなのかを説明します。
私たちが考えた“シルクロード”を集まった方と一緒に走る旅です。競走でも練習会(そんな匂いの時期もありましたが)でもありません。むしろ、助け合って励まし合ってみんなで仲良く目的地を目指します。目的地までのルートを知っているのは、海宝さんと町田だけ。さらに、コース案内と移動エイドステーションとしての町田の車は、所々で待ち構えて集団を止めてまとめてしまいます。途中で走れなくなった方は、車に乗ってもらって構いません。
さて、いつのまにか20回目となった「関東シルクロード」。
町田は、ひとつの通過点としてさりげなく通り過ぎようと考えていたのですが、海宝さんは違っていました。この日の昼食を人数分手作りで用意してくれたのです。大きな鍋や食器などで車の中は占められてしまいました。
参加者が多いので、自己紹介はそれぞれ走りながらの自然体に任せることにしてスタートです。余分な荷物は車の中へ。なんと、助手席まで荷物で一杯になってしまいました。
距離より時間
まず、国道16号線に出て、横田基地の右手に見ながら川越方面に北上します。
最初の休憩は、4.2キロ地点のセブンイレブン。ここで、走り初めの緊張を解きます。どんなペースでの集団走になるかは、海宝さん次第なのですが、たいていの場合始まりはハイペースなのです。でも、こうして止めちゃいます。そして、休憩は海宝さんのおしゃべりとともに割と長目です。
ようやく(?)走り出し、国道を離れ、箱根ヶ崎駅方面の側道(旧16号線)に入り、箱根ヶ崎駅でトイレ休憩。この間2キロ、短い!再び走り出し、歩道橋のかかる交差点を左折して、16号バイパスの瑞穂モールへのショートカットとなる狭い道を進みます。そして、モールの先で休憩。ここも2キロ。
ここから、瑞穂と入間の工場地帯を抜け、広大な狭山茶畑の中を走ります。
ほどよいアップダウンで集団が拡がりますした。
ということは、海宝さんの調子がいいということ?途中で左折して、レトロな駅舎の八高線の金子駅で卵休憩をとることにしました。卵休憩は、新しき村の河内さんが、毎回、村で採れた卵をゆで卵にして差し入れてくれた卵を食べるいわばおやつ(?)です。ここは、3.5キロでした。
初めのうち、こうして、小間切れにのんびり休憩を取っていて、夕方までに目的地に着くことができるかどうか不安になり、後半は休憩ポイントの距離が長目になるのです。
そもそも、約30キロなんてひとりで頑張って走れば3時間足らず。ということは、昼過ぎには走り終えてしまいそうなものですが、いつも最後は日没との闘いとなってしまうから不思議です。でも、どうせ1日つかうなら、のんびりめいっぱい遊んだほうが得だし満足感があります。距離より時間、今回もいつものペースです。
河原で海宝特製ランチ
金子駅入口まで戻り、しばらく行ったT 字路を右折します。
次の休憩ポイントは、駿河台大学前のセブンイレブンとしました。駿河台大学への案内標識に従って走ります。
この道は、入間と青梅を結ぶ道路で両側は狭山茶の直売店で賑わっていました。2キロほど先の交差点を左折すると、緑の林の中の下り坂。木々で視界が遮られているので、いったいどこまで落ちていくのだろうと不安になるほどです。
丘陵地帯に拡がる茶畑から入間川に向かっての下り坂。なるほどこれなら茶畑の水はけがよいはずです。
駿河台大学が左に見えたところでやっと坂は終わりました。突き当たりを左に行くとすぐにセブンイレブンがあります。町田が、駐車場に車を入れて待っているのに、先頭の海宝さんは、まったく気付かず通過、しかも、八高線の手前を右折するはずだったのに、さらに直進。すぐに、車で追いかけてセブンイレブンへ連れ戻しました。
時刻は、12時20分、道路で入間川を渡る橋と八高線の鉄橋との間にあった河原で昼食とすることにします。
大きなビニールシートを敷き、海宝さんが用意してくれた食事を準備します。ポトフが入った大きな鍋をガスコンロで温めます。その間に、パンにマリネ、スペアリブの薫製を頬ばります。突然始まったピクニックの食事。しかも、缶ビールを買い込んで飲む人(々)有り!まさに、秋の河原のバーベキューみたいな雰囲気!「関東シルクロード」では、食堂に入ったこともありますが、ほとんどがコンビニでそれぞれ好きなものを買って、そこの駐車場で食べています。こんな楽しい昼食は初めてです。海宝さん、ありがとございました。
スピードの誘惑?
ここが、ちょうど中間地点、13時20分後半戦のスタートです。
入間川を橋で渡り、道の狭い住宅街を走ります。西武池袋線を渡り、国道299号線を横切り、飯能警察署の横を通り、八高線を渡り、突き当たった道を右折するとすぐに宮沢湖です。
ここまで来ればもう先は見えたようなものなのですが…、適度なアップダウンがちょっと辛いかも。宮沢湖を越えてしばらく行ったサンクスで休憩します。昼食後、ここまでは、海宝さんもペースを落として走ったようです。21キロ地点、ゴールまで約10キロです。
次の休憩ポイントは、約3.5キロ先のサンクスと決めます。すると…、海宝さん先頭にフリー走行になったかと思うようなハイペース!みんなくたびれた顔で到着します。でも、このダメージが一番大きかったのは、先頭で引っぱった海宝さんだったようです。“競走じゃないんだよ”
帰りのバスが無い!
河内さんが住む「新しき村」への入口を過ぎて、すぐの信号を左折して鎌北湖へ向かいます。この時海宝さんは、最後尾をのんびり走っていました。
越生方面から鎌北湖に向かう道と合流する地点の野菜直売所で最後の休憩を取ります。
ここから、鎌北湖までは約2キロですが、最後にちょっときつい上り坂があります。沢沿いの遊歩道だと、割と平坦に進み本当に最後にグッと上るから走りやすいという地元河内さんのアドバイスがあり、遊歩道組と車道組に分かれました。
車道はなだらかに上って行きますが、遊歩道の最後はほんの40メートルほどを45度くらいはあろうかという傾斜で上っていて走れる人はいませんでした。どっちが速い?どっちが楽?どっちもどっち。
こうして、鎌北湖のレイクビューに着いたのは、15時50分でした。
秩父の大滝温泉からお湯を運んでいる温泉で汗を流し、レストランで乾杯!
そして、18時30分、そろそろ帰りましょうという時にハプニングが。
約束していた送迎バスが出はらっていて、帰れない!フロントの女性が自分の車を出し、タクシーも手配して、なんとかなったもののしばし騒然としてしまいました。
町田も、海宝さんと石井さんを乗せ、先に歩いて帰った河内さん、山本さん、後藤さんを拾って「新しき村」へ送り届け、帰りました。
今度は、来年の春です。海宝さんは海へ行きたいみたいですが…。どうしようかな?